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Fundamental & Creative Learning

「基盤教育研究センター」が提供する大学の基盤教育カリキュラムは、今後の知的活動及び学修生活を支える基礎となる、重要な役割を果たすものです。
芸術やデザインの専門性の高い知識や教養だけでなく、学生の創造力を引き出すことを目的としています。

基盤教育研究センターの取り組み:カリキュラム編成の方針

基盤教育研究センターでは、2024年4月から新しい基盤教育カリキュラムを導入しました。
このカリキュラムは、学生が「創造的思考者(クリエイティブシンカー)」として成長できるようにすることを目指しています。具体的には、芸術やデザインの専門知識を活かしながら、学生の創造力を引き出すことを目的としています。

このカリキュラムの主な内容は、1?2年生で学ぶ〈アート&デザイン基礎〉 と、3?4年生で学ぶ〈クリエイティブ教養〉です。


〈アート&デザイン基礎〉では、芸術やデザインに必要な基本的な知識や技術を学び、創造力の土台を作ります。〈クリエイティブ教養〉では、1?2年生で学んだ内容をさらに深め、他の分野の知識も取り入れて、新しいアイデアや価値を生み出す力を身につけます。
これらの科目は「アート?デザイン」「地域?環境」「ICT」「社会力」「人文社会」「自然科学」「グローバルコミュニケーション」の7つの分野に分かれています。


また、1年生全員が受講する科目には、「芸術平和学」「総合芸術概論1」があります。「芸術平和学」では、芸術が社会の平和や人類の幸福にどう貢献できるかを学びます。「総合芸術概論1」では、芸術の歴史や新しい考え方や概念を学び、大学で必要な基本的な知識を身につけます。

「アイデアはつくるもの」という考え方を大切にしており、学生には既存のものを新しい形で組み合わせる力を育てます。1?2年生で創造力の基礎を学び、3?4年生ではそれをもっと広げて、専門分野でもクリエイティブに考える力を身につけることができます。これにより、学生は単に技術を学ぶだけでなく、問題を解決したり、新しい価値を生み出す力を持つ人材として成長することが期待されています。