[優秀賞]
保科志帆|むらきざわたけライト
山形県出身
松村茂ゼミ
この企画は、地域の竹を使って、地域を照らすライトを地域の人々と作り、地域の問題を解決する企画です。きっかけは、地域の街灯問題でした。村木沢地区は街灯設置数が少なく、子供たちが登下校する道にも関わらず安全面にかけている状況でした。問題を解決するために、地域にある竹をライトにすることで、街灯問題を解決するだけでなく、土砂崩れなどを引き起こす危険性がある「竹害」を防ぐことも目標とした活動です。
松村茂 教授 評
受賞おめでとう。保科志帆君の「むらきざわ竹ライト」は地域の竹を使った住民による住民のための課題解決策である。特別な資金も人材も求めない持続可能な解決策はこれからの地域像を示す。一方で「住民による住民のため解決策」ゆえに課題の顕在化は地域に受け入れられない。彼女も度々ぶち当たった。他の地域の人々、他学科の学生たちの協力を得て乗り越え地域に受けられた。厳しい秋であった。優れた企画をえてしてこうしたことを招きやすい。持続継続ファーストの解決策は高いポテンシャルを持っている。保科志帆君の意識の高さが際立つ。