東北芸術工科大学 卒業/修了研究?制作展
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荒海有梨|Kind福島県出身安達大悟ゼミH1600×W800、H1500×W780 羊毛
経と緯、それぞれの糸に変化をつけることで様々な表情が生まれる織物は魅力的だ。本作品は素材感とその組み合わせを変化させ成立している。経糸は撚りに変化をつけることで織り目に出てくる羊毛の柔らかさを、緯糸は間隔に変化をつけることで、織った時に布地の表情が豊かになるよう工夫した。見て、触って、羽織って。心身ともに落ち着けることで、暖かさと共に自他を労る優しさを持ってほしい。