大泉麻琴|空想家のサイエンス。
宮城県出身
空想家のサイエンス。
4500×8000×20 mm 金属/アクリル板/布/顔料/セラミック/フィルム
あの子は、数字を色や性別で認識し、その組み合わせで、自分だけの計算を得意げに楽しんでいた。だけど、公式を教えられるにつれて、自分だけの式が解けなくなった。
ルールを知らない頃への恋しさは、日々増していく。
あの人の頭の中は、いつも悩んでいる。複雑すぎる思考回路が特有の優柔さを生む。常に多方面から思考を促される、解決しない無限の課題。これは、あの人の頭の中。こうして形にして、初めて自分を認識していた。