[優秀賞]
國井優希|Solitude
山形県出身
金林剛ゼミ
インスタレーション&ムービー
金林剛 准教授 評
「孤独」という普遍的なテーマを題材にショートフィルムを完成させ、屋台という装置を用いて観客に鑑賞させることで、映像インスタレーションという形態へと昇華させた國井優希。その試みは見事である。?「孤独」を映像で具現化することは、単なる表現にとどまらず、自己との対話、観客との繋がりを生むプロセスでもある。國井優希はその「孤独」を創作の源泉として捉え、他者と共有することで内面の広がりを表現している。屋台という装置を通じて、観客に普遍的な「孤独」を身近に感じさせる力を持っている。しかし、創作活動に伴う「孤独」には、他者と交わりながらも決して完全に理解し合えない壁がある。その「孤独」は作家自身を常に監視し、決して消え去ることはない。では、その「孤独」にどう挑むのか??
國井優希が次に見せる一手こそが、彼の真の実力を証明する瞬間となる。