2024.04.22
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基盤教育研究センター 花田史彦 専任講師が執筆参加した書籍『戦後映画の生き残り戦略──変革期の一九七〇年代』が発売
基盤教育研究センターの花田史彦(はなだ?ふみひこ)専任講師が執筆参加した書籍『戦後映画の生き残り戦略──変革期の一九七〇年代』(森話社)が2024年4月に発売されました。
戦後の日本映画界がたどった繁栄の時代から斜陽の道へ、そして近年また活気を取り戻してきた再生のプロセスを、1970年代を1つの焦点として多角的に検証した論集です。
花田 専任講師による論文「知識人に転職する──戦後史のなかの佐藤忠男」を収録しています。日本を代表する映画評論家の歩みを考察した成果です。
『戦後映画の生き残り戦略──変革期の一九七〇年代』(森話社)
1971年の日活ロマンポルノへの路線転換と大映倒産により、従来の大手映画会社によるスタジオ?システムが崩れた。その後、異業種からの参入などによって映画界が再び活性化し、映像コンテンツ産業として新たに定義されるまでの道のりを、製作?興行?経営?宣伝などの観点から考察した、産業としての戦後映画史。
編 者:谷川建司
執筆者:谷川建司、木村智哉、鷲谷花、板倉史明、近藤和都、小川翔太、伊藤弘了、小川順子、久保豊、花田史彦、一藤浩隆、北浦寛之
A5判上製カバー装304頁、定価4180円(税込)